FRANCISCO写真展@undo
FRANCISCO写真展を、
今度は三ノ輪の新しいオルタナティブスペース undō(運動/うんどう)でやります。
5/31には森岡書店の店主である森岡督行さんとPRELIBRI(一之瀬/小熊)3人でのトークイベントを開催します。
会期:5/24(土)〜6/1(日)
時間:12:00〜23:00
デザイナー・小熊千佳子とフォトグラファー・一之瀬ちひろによる、PRELIBRI写真展「FRANCISCO」を開催いたします。
2013年10月末、台風27号(FRANCISCO)が日本列島を直撃。今回の展示は、そのときに新潟の浜辺に漂着したものを採取し、
撮影した記 録。漂流したことで表面が削られ、もともとの姿かたち、そして機能を失ったものが訴えかけてくる、静謐な存在
感に、眼を奪われます。
オリジナルプリントの展示販売もいたします。ぜひ、お越し下さい。
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[作家より]
2013年10月16日、
マリアナ諸島の北緯11度30分、
東経143度5分で発生した
台風27号「FRANCISCO(フランシスコ)」。
海をわたって流れ着いた漂流物。
浜辺に打ち上げられたものたちは、
驚くほど“素”に立ち返り、
痕跡も、経年変化も美しく、そこに佇んでいた。
大陸から漂着したものもあり、
どんな旅を経てここに辿り着いたのか、思いを馳せる。
価値はいつうまれるのか。
美はどこにあるのか。
PRELIBRI(プレリブリ):デザイナー小熊千佳子とフォトグラファー・一之瀬ちひろによるリトルブックレーベル。
「stilleven」 「FORM-GIVING」「MAKING OF PRELIBRI」「KITSILANO」「FRANCINSCO」を刊行。個展、
THE TOKYO ART BOOK FAIR、NY ART BOOK FAIRなど、各国のアートブックフェアにて作品発表。
9月に新刊写真集刊行予定。http://prelibri.com/all/
出版物としての本に、感覚的なコミュニケーションは可能だろうか?
モノとしての本に、印刷された文字を超えた何かを表現することはできるのだろうか? もしできるなら、それは何だろう?
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[関連イベント]
◎5/31(土)17:00〜18:30
PRELIBRI × 森岡督行(森岡書店)トークショー
「静かなる荒野の運動記」
PRELIBRIのふたりが、漂流物という、ある種“価値の無いもの”に美を見出した「FARANCISCO」。同じように、
古書に価値づけを行う森岡さんとともに、制作の現在・過去・未来について言葉を交わします。
“本”というメディアを通して、既存の文脈に捕われずインディペンデントに活動しする両者。
どんな共通項が出てくるのか、ぜひお立ち会いください。
参加費:1,500円(別途1ドリンク)、要予約
※参加ご希望の方は、minowa.undo@gmail.comまで[氏名/参加人数/ケータイ番号]をお送りください。先着15名です。
森岡督行:1974年生まれ。茅場町の古いビルにて森岡書店を営んでいる。著書に「写真集」平凡社、
「Books on Japan 1931-1972」ビー・エヌ・エヌ新社、「荒野の古本屋」晶文社がある。「森岡書店日記」を新潮社HPにて連載中。